新築から曳き家まで
●数々の施工実績があり、ここでは、ごく一部の工事をご案内させて頂きます。
教育施設のリフォーム工事
柔道室(教室から柔道室へ)
資材搬入・準備
作業中
仕上がり
基礎工事
擁壁工事
擁壁生コン耐力検査
●弊社の擁壁工事は、「頑丈で、仕上がりがキレイ」との定評があります。下記の工事はお客様より、「傾斜地に住宅が建っていて、簡易的な土止をしていたが、雨が降ると土が流れ出し住宅そのものまでが危険な状況になる」とのご相談をお受けしました。それにお応えした弊社の擁壁工事です。
曳き家工事
曳き家工事の事由
震災に備えて岸壁改良工事を行うため、その工事に伴いフェリー可動橋操作室(鉄骨造り2階建て)を支障物件として仮移設する。
その工事内容
基礎ベースごと嵩揚げをします。更に曳き家を70メートルして一時的に仮移設をした上で岸壁改良工事が竣工後、元の場所に曳き戻しする工事です。
※対象物件(木造・コンクリート)の種類や構造により工事内容が変わります。
工事、着工前の該当物件
操作室(南側)
操作室(北側)左側、フェリー可動橋
基礎廻り堀削工程の説明
①基礎廻り、内部土間コンクリートを解体除去し土を堀削して出します。
(※基礎ベースごと曳き家の場合は、この工法をとります)
②基礎ベースの下が現れるまで掘り下げます。
③ジャッキが据え付けられる深さで完了。
④事故防止のため作業終了時に養生(工事完了まで継続)をします。
⑤建物養生(バンドなどを掛けて作業準備)をした上でジャッキ据え付けを始めます。ジャッキは一台づつベース下に据え付けていきます。
⑥ジャッキ台数は建物の重量計算に基づき取り付けします。
嵩揚げ工程の説明
①各ジャッキを一台づつ順次アップさせその高さに応じスリッパを井型に組んで行きます。
②ベース下にジャッキを据え付けた部分をアップ表示しています。
③ジャッキアップが順調に進行して1メートルを越えた高さとなっています。
④目標の高さまでジャッキアップが完了しました。
⑤沓木・先路の仕込み工程になります。
⑥沓木・鉄管コロが仕込まれ先路ができて曳き家準備完了です。
曳き家工程の説明
①曳き家が開始されました。
②鉄管コロを挿入させながらゆっくりと目的地点を目指して前進します。
(※曳き家の進行速度は建物面積や構造に依り異なります。)
③曳き家途中の全体です。
④先路の先にはチルホールを操作する曳き手がいます。
⑤目的地点に到達しました。
⑥対象物件が嵩揚げされ、曳き家された元の場所です。
曳き戻しの準備説明
①曳き戻しがされる元の場所で基礎補強コンクリート工事を施工する。
(※基礎ベースごと曳き家の場合は、この工法をとります)
②先路が敷かれ元の場所を目指して曳き戻しがされます。
③元の場所までもう一息です。
④あらかじめベースの上に特別仕様の民地石を組積作業をします。
⑤スリッパを井型状に組み水平を保って曳き家先路を構築します。
⑥先路が構築されて曳き家準備完了。
曳き戻し、据え付け説明
①曳き戻しが再開されました。
②元の位置を目指して曳き戻しが進行中です。
③曳き戻しが完了する。(元の設置場所に到達した。)
④これより沓木とコロを外す作業になります。
⑤ジャッキを据え付けて沓木・コロを外します。
⑥ジャッキで建物を徐々に下げています。
据え付け作業の説明
①緩やかにジャッキで建物を下げています。
②建物下ろし作業が順調に行われ民地石に据え付けされました。
③この状態でコンクリート型枠を取り付け生コンクリートを打設し、硬化した後に型枠を取り外し整地します。
④建物納まりの様子を西側から望む。
⑤限りなく+-ゼロに近く以前の位置に戻り、廻りをアスファルト舗装して竣工しました。(往復路140メートルでした。)
⑥南側より元の場所に納まった建物を望んでいます。