嵩揚げとは?
























嵩揚げとは?

嵩揚げイメージイラスト
※食器類やその他の備品など、移動せずそのままで緩やかに嵩揚げが行われます。







選択肢が拡がります。

一般的には馴染みのない工事ですが、必要に迫られての受注が有ります。

家を傷つける事がなく優しく持ち上げる工事を嵩揚げと云います。
鉄骨やコンクリートで1階部分を車庫・物置、居住スペース・店舗・事務所等を形成される高さにまで嵩揚げをして様々な形態でお客様が敷地を有効に活用したり、さらには大雨での災害に備えて嵩揚げをとのご要望にお応えする工法です。

●事前に建築基準法による建蔽率・容積率・高さ制限や地盤状況と建物の全体を調査し、更に建物廻りの障害物等も含めて確認して工事を進めます。




嵩揚げで、店舗・住居などに転用を!

●嵩揚げ工事へのお客様、ご依頼内容は・・・

●大雨での床上浸水を防ぐために嵩揚げを!●雨水が半地下車庫に流入するので嵩揚げで解決したい!●地盤沈下で住宅の傾きを直したい!●一階を車庫にして二世帯住居としたい!・・その他、嵩揚げでのリフォーム工事ご要望は多岐にわたります。・・・・



























基礎ベースの下からジャッキ―で揚げています。

●工事計画によりジャッキー据え付け位置が変わります。

嵩揚げ工事の着工~竣工まで

以下、イラストの番号順に沿ってご案内いたします。
あくまでもイラストですので工事内容を強調するために不自然なバランスで建物が描かれています。ご理解されてご覧下さい。

着 工

着工


●初めに、電気・電話線・ガス・灯油タンク・水廻りの給排水配管延長を行い、基礎廻り障害物の移動・撤去作業、植木などの養生を致します。


ジャッキ掛けをします。

ジャッキ掛け


●建物、重量計算に基づき外廻り基礎へのジャッキ・床下のジャッキ据え付け、アンカーボルトの切断、集合煙突ジャッキ据え付け、その他、養生作業を開始します。

嵩揚げ開始

嵩揚げ開始

●更に計画の高さとH鋼材が差し入れる高さになるまでジャッキアップを進めます。
●嵩揚げ速度は極めて緩やかですので食器棚などの食器はそのままで結構です。


受け替え作業

受け替え作業

●H鋼材を入れる高さに到達しましたら、H鋼材を差し入れて受け替え作業をします。
●さらに嵩揚げ作業を進めて既存基礎を取り払い、基礎工事の根掘り行います。
●この段階で(特に水回りの柱・土台は腐食が進んでいる場合が多いので精査して不具合箇所が発見された場合は根継ぎ・土台替えをお勧めします。)

基礎コンクリート工事

基礎コンクリート工事

●基礎型枠工事して生コンクリートを注入してコンクリート養生をします。
オプション工事(この時点で液状化を危惧される地帯では当社独自の工法、シャッター取り付け又は内部造作は事前での契約が必要となります。)

工 事 竣 工

工事竣工


●建物の据え付け後に手すりの取り付け、建付けの点検調整、水回り給排水配管処置、電気・ガス・灯油などライフラインの配管を工事前の状態に復旧させます。
●その他の補修工事を行います。車庫の場合はアスファルト舗装(オプション可)をします。
外回りの整地作業等を進めて工事を完了します。


環境に優しい工法