• 床下は防湿コンクリート、さらに24時間循環換気システムで室内での結露やシックハウスなどを防ぎ、快適な空調状態となります。
• 外壁・天井ともに、ブローイング工法でウールを隙間なく充填して高気密・高断熱施工で、冬は暖かく夏は涼しい室内環境になります。
• 施主様のご要望で充実した収納スペースと、ランドリールームを確保しています。
• 一階居間、二階（11.5帖）に調光器付きのダウンライトなどその他の諸設備が完備されています。
  ●落ち着きのある室内コーディネート
• 室内は白を基調とした内装クロスでどんな家具・調度品の色でもマッチし、明るいイメージとなっています。
• ドアー・引き戸・カウンター・シューズボックスなどの建具色は、ドアー枠・床・巾木と同色系統の木目調でやすらぎ与える統一感が出ています。

　敷地をできるだけ、有効活用、使い勝手を重視して頑丈で、住みやすく、高断熱・高気密で快適な日常が送れる住まいをとの施主様のプランをお聞きして設計に反映させて頂きました。
　旧住宅を解体後、敷地の地層調査を実施して盛土である事が判明し、パイル杭打設工事を行い、24時間換気システムの採用やブローイング工法でウールを天井・更にオプションで外壁断熱は、BIB吹き付け工法で充填して床にもグラスウールの断熱施工で住宅をすっぽりと包み込み、窓廻りのサッシは高断熱・高気密複層ガラスで施工しており、暖房費の軽減など、期待が持たれる頑丈な住宅となっております。

　2018年9月21日

　今回、新築計画の経過としては、M.H様からのご連絡を頂き現地訪問をさせて頂きました。ご要望は、第一に建物の不同沈下を防ぐ事。第二に嵩揚げ工事で不陸調整を計る。それらを「弊社の経験豊かな技術で解決してほしい。」併せて断熱樹脂サッシに取り替え、外壁サイディングなどをリフォーム工事で解決したいとのご要望でした。既存の建物自体は、築35年を経過したと思えない程、まだしっかりとしたものでした。
　しかし、立地条件で地盤が軟弱であるが為、決定的に不具合個所が多発させられる要因となっている現状は、根本的な解決に至らないとの結論であり、現地での地質調査を精査し、支持層到達の距離を確認してパイル抗を打設、基礎の強化施工、骨組み軸部構造強化、断熱工事は、高気密材を用いて新築施工をする旨の計画をM.H様のご意見、ご要望を含めてご提案させて頂きました。
　そして、弊社の各協力店、選りすぐりで優れた匠の技術者に依り施主の「住みやすく暖かい住宅を」とのご要望に沿った施工をさせて頂く事が出来ました。また、M.H様には、短期間の限られた中でご協力を頂きました事を深く感謝を致します。
　2015年12月30日