地質の調査

●地耐力や不同沈下、有無は地質調査から ・・・


計器

試験機

試験機

上記の地質調査は、スウェーデン式サウンディング試験(自動式)




戸建住宅密集地での一般的な地質調査

一般的な調査方法
●手動式、半自動式、自動式の3種類の方法があります。上記イラストは手動式での調査風景です。

専門業者による、より確実な地質調査

効果的な調査工事


特 徴
長所
●作業スペースが少なくて、短期間の調査で、安価です。
短所
●硬い地盤(締まった盛土・地盤・玉石など)が存在する場合はそれ以上深く調査できません。
●地中の土を採取できませんので土質の判定はロッドの回転する音に頼ることになり、測定者により判定のバラツキが発生しやすいという欠点があります。

特 徴
長所
●どんな地層でも掘削でき、硬い地層の層厚、硬い地層の下にある軟弱地盤を確認できます。
●地中の土を採取できます。
⇒費用と期間はかかるものの、精度が高く深い所までの調査ができます。
短所
●作業スペース、調査時間が比較的に多く必要となります。費用が割高になります。


お住まいの地盤、または新築予定地は?・・・

不動産選択事情が変わってきています。

 2011年の東日本大震災では関東地方を中心とした地域で液状化による大規模な住宅の全倒壊、半壊の被害が起きています。(特に千葉県浦安市内で顕著な被害状況があります。)
●札幌市内も液状化現象地帯があり今後、東日本大震災規模の地震が起きた場合に甚大な被害が想定されます。そして今、大震災以後全国的に不動産選択スタンスが変わってきています。利便性や住居環境もさることながら地盤の選定にも気を配る状況が出てきています。特に住宅建設予定地での(活)断層帯、有無の確認は無視できないものとなっています。

地震防災・液状化危険度・建物全壊率マップ(札幌市)

 地震防災・液状化危険度・建物全壊率マップ(PDF形式)は札幌市の場合、区内マップは各区役所、消防署、全市での把握は市役所本庁(危機管理対策室)にマップが置かれております(無償)。土地は見た目では解りませんので今、一度ご自分のお住まいの地域をご確認されて更にその土地(ご自分の)が以前どの様な経過で宅地となったか?をご確認できれば、なお、一層対応の参考になるかと思います。
●更に、用途地域と建蔽率・容積率などの確認が必須です。

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液状化地帯を確認しましょう。